歯ぎしり・食いしばり・顎関節症でお悩みありませんか？
ボツリヌストキシン治療は、歯ぎしり、食いしばり、顎関節症などの症状に対して効果的な治療法です。美容医療の分野で広く知られている治療法ですが、歯科医院でもこの治療が行われており、欧米では一般的な治療法として認知されています。顎関節症においては、顎関節の周囲の筋肉が過剰に収縮することが症状を悪化させる要因となります。ボツリヌストキシン治療により、顎の周りの筋肉の緊張を軽減することで、顎関節症の症状を和らげることができます。
ボツリヌストキシン治療とは？
ボツリヌストキシン治療は、ボツリヌス菌から得られるタンパク質を用いて筋肉の緊張を緩和する治療方法です。ボツリヌス菌の中でもA型ボツリヌス毒素を使います。この治療は、神経と筋肉の間の信号伝達をブロックすることにより、筋肉の過度な収縮を抑制します。主に咬筋のような顔面の筋肉に対して使用され、歯ぎしりや食いしばりによる顎関節症や歯の摩耗などに対して効果的です。
歯医者でボツリヌストキシン治療を受けるメリット
お口周りの問題を改善する際に、噛み合わせや顎関節の状態を考慮することが重要です。歯科医師は口腔内の様々な要因を評価し、ボトックス治療による緊張の緩和と並行して、噛み合わせの調整や顎関節の問題の治療を検討し、よりバランスのとれた仕上がりを目指します。
ボツリヌストキシン治療の流れ
1.診断・カウンセリング
最初にカウンセリングを行います。患者さんのお悩みや症状を詳しくお聞きし、口腔内・口元の状態や咬筋の状態を確認します。歯ぎしり、食いしばり、顎関節症などの問題を正確に診断し、ボトックス治療が適しているかどうかを判断します。マウスピース装着による緩和や、矯正歯科治療、詰め物・被せ物の調整などが適している場合もあります。
2.ボツリヌストキシン注入
対象となる患部にボトックスを注入します。極細の針を使用するため、痛みはほとんど感じません。ボトックスは神経から筋肉への命令伝達を阻害し、筋肉の緊張を和らげます。これにより、歯ぎしりや食いしばりによる症状の改善が期待されます。3.定期検診・アフターケア
ボトックスの効果は4〜6ヶ月程度持続します。(※個人差があります。)治療後は、定期的に歯科医院を受診して経過を確認します。歯科医師は定期検診で効果を評価し、必要なケアを行います。
ボツリヌストキシン療法の費用
| 治療方法 | 費用 |
|---|---|
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咬筋 |
33,000円～55,000(税込) |
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ガミースマイル |
22,000円～27,500(税込) |